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2024.03.27

2024年3月27日 シビックプライド総合1位は「浦安市」

ー読売広告社都市生活研究所ー
住民が「愛着」や「誇り」を感じる街をランキング『シビックプライドランキング2024』発表
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シビックプライド総合1位は「浦安市」

関東TOP5は、「浦安市」「中央区」「目黒区」「港区」「渋谷区」​
関西TOP5は、「西宮市」「明石市」「高槻市」「箕面市」「吹田市」

株式会社 読売広告社(本社:東京都港区 代表取締役社長:菊地英之)都市生活研究所では、この度、住民の街への評価を明らかにする“シビックプライド調査 2024”を実施し、そのランキング集計の結果概要を発表いたします。​
当社は2008年より市民や街に関わる人たちが、その地域、街に対して持つ意識「シビックプライド」に関する研究を行っています。定期的に実施しているランキングに、2023年の新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う、外出意欲の高まり「リアル回帰」による影響と思われる変動もみられました。​

※調査対象:関東圏・関西圏における住民人口10万人以上の自治体(151自治体) 20歳~64歳男女 居住者
​*「シビックプライド/CivicPride」は、株式会社読売広告社の登録商標です。​

シビックプライド/Civic Prideとは
シビックプライドとは、その都市に対する誇りや愛着のことで、都市をより良い場所にするために自分自身が関わっているという当事者意識に基づく自負心といえます。

総合ランキング1位~40位結果

ランキング集計方法について

総合ランキングのポイントは、「愛着」「誇り」「共感」「継続居住意向」「他者推奨意向」5指標のスコアを足し上げし、1000点満点化したものです。なお、5指標のスコアについては、以下質問内容を[非常にあてはまる~まったくあてはまらない]の7段階で聴取し、[非常にあてはまる]を7点~[まったくあてはまらない]を1点とし、平均値を算出しています。

【愛着】「この街に愛着を持っている」
【誇り】「この街に誇りを持っている」
【共感】「この街(のあり方)に共感している」
【継続居住意向】「今後もこの街に住み続けたい」
【他者推奨意向】「この街を人にも勧めたい」

※ランキング横の矢印は前回2021調査からのランキング変動の結果を示しています。

総合ランキング結果 上位のポイント

総合ランキング 1 位について

<総合1位(関東1位)> 浦安市(千葉県)

前回(総合17位)、前々回(総合14位)ともに上位にランキングされてきた千葉県浦安市がさらに順位をあげて1位になりました。東京ディズニーリゾート(以下TDR)がある街としても知られる浦安市ですが、今回調査においても、街のイメージ評価では「レジャー施設やスポーツ施設が充実している」が全151自治体中1位となっています。特に、直近では2023年の開業40周年、2024年の新エリア開業、新型コロナウイルス感染症の5類移行によるレジャー自体の注目・回帰、などによってメディアで取り上げられることが多く、市民が自分の街を意識するきっかけとなったことが考えられます。また、それ以外にもイメージ評価「街並みが整備されている」でも1位となっていたり、市民・関係人口を巻き込んだ公共交通機関である駅施設改良施策の実施など自治体が積極的にチャレンジしていたり、テーマパークの存在以外にもシビックプライドにつながる要素が見受けられます。

総合ランキング 上位のトピック

横浜市が大きくランキングを伸ばし11位に

前回順位66位の横浜市は、今回11位と大きく順位を上げました。街のイメージ評価では、「教育・文化・学びの場や機会・新しいカルチャーが生まれる」といった教育と文化に関する項目で他自治体よりも高い評価を得ています。また、前回調査との比較において、「街への誇り」や「この街をもっと良い街にしたい」といった項目が特に高まりをみせました。『ヨコラボ』といった公民連携の地域課題解決にむけた場・機会提供などを実施していたり、市民との対話や共創をテーマにした活動を活発化させていることに加え、2023年横浜市においては鉄道相互直通運転が開業し、利便性が向上したこと、また夏の高校野球において地元の高校が優勝したことなどによって、横浜市全体としての注目度が高まったこともあいまって、あらためて自分の街の価値を感じるきっかけになったとも思われます。

街のイメージにつながるリアルイベントを機に自分の街の魅力を再認識

新型コロナウイルスの影響で3年連続中止となっていた花火大会が各地で再開されたのが2023年でした。国内外から多くの人が訪れる隅田川花火大会の開催地・台東区(前回22位→13位)と隣の墨田区(前回51位→25位)、半世紀以上の歴史がある葛飾納涼花火大会が行われる葛飾区(前回80位→39位)が順位を上げました。いずれも「この街にいると楽しい」や「この街にお気に入りの場所がある」といった項目で他自治体よりも高い傾向がみられました。街のイメージに直結するイベントが数年ぶりに開催されたことにより、地元に根付く街の魅力を改めて実感したといえそうです。

シビックプライド調査2024 概要

■調査方法
インターネット調査

■調査対象者
以下対象エリアの自治体に住む 20歳~64歳の男女

■調査対象エリア
関東圏(1都6県)、関西圏(2府4県)における人口10万人以上の151自治体
※および、前回調査対象自治体


■調査内容

  • 現在 住んでいる街(自治体)に対する意識
    ー街に対する意識(愛着、誇り、共感、継続居住意向、他者推奨意向、地域とのつながり など)
    ー街の環境評価(インフラ、街並み、治安、地域イベント、育児環境、SDGs(ジェンダー平等)など)
    ー街に対して感じる気分や気持ち
  • 居住歴 ・ウェルビーイングに関する評価 ・生活満足度 など

■有効回収数
15,100s ※各自治体100s以上

■調査時期
2024年1月12日~1月18日

シビックプライドランキング2024リーフレットとお問い合わせ先

今回の「シビックプライド調査 2024」について、総合ランキングの41位以降順位も掲載した「シビックプライド ランキング 2024リーフレット」を2024年4月上旬以降に制作予定です。ご興味のある方にデータにて提供させていただきますので、下記「お問い合わせフォーム(CONTACT FORM)」よりお問い合わせください。

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