「人口流出」「出生数の減少」「消滅可能性都市」―。
地方創生の話題になると、若い女性はいつも、こうした“ピンチ”とセットで語られがちです。

でも、実際に彼女たちと話してみると、まちとの関わり方はずっと明るくて、もっと軽やか。自分らしく地域と関わり、動いていく姿を見ていると、彼女たちのエネルギーがあれば課題やハードルも、思いがけずひょいっと乗り越えられるのかもしれない。そんな風に思えてきます。

地方創生という「社会課題」側から彼女たちを捉えようとするのではなく、彼女たちの「わたしたち」視点から、地方創生をやってみよう。それが「わたしたち」の地方創生PROJECTです。

そのスタートとして、今回注目したのは「二拠点生活」。ハードルがあるのも確かだけれど、「なんだ、もっとライトに動いてみてもいいのかも！」そんな感覚の中に、これからの地域との関わり方のヒントが見えてきました。

おしゃれとたのしいの先にある、“軽やかな地方創生”の可能性を、ここから探っていきます。